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CONCEPT

このプロジェクトについて

戦争はなくすことが出来る

 
 私たち人類にとって、地震、津波、台風、洪水、干ばつなどの自然災害、また、ウィルスなどの病原体や、癌やアレルギーなど数々の病気をなくすことは、とても困難なことです。
 しかし、戦争や紛争だけは明日からでもなくすことができます
 同様に、地球温暖化を防止し、持続可能な環境を目指す配慮などは、今すぐに取り組める問題です。
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」
ドイツの宰相ビスマルク(1815-1898)の言葉があります。
 私たちは痛ましい歴史から多くのことを学び取り、希望が持てる未来につなげていかなければなりません。
 このプロジェクトは、約100年前のパンデミック後に始まった世界大戦の歴史を振り返りつつ、「決してそうなってはならない」という思いと、年々強く感じる温暖化への問題意識、折り鶴の再利用プロジェクトが結びついてスタートいたしました。より多くの方にご理解とご賛同をいただければ幸いです。
 
初回プレスリリースはこちら

War is over. If we want it.

戦争は止められる、私たちがそれを願えば

 

War is over. If you want it. ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんのハッピークリスマス(1971)のバックに流れるコーラスフレーズより

この思いを世界に届けたい 

 
 広島平和記念公園には、世界平和をはじめ、次世代の平穏無事や核兵器廃絶など、様々な願いが込められた折り鶴が捧げられます。
 戦争や紛争の恐怖に脅かされることが二度と無いよう、製作に関わる全てのスタッフ、取り扱ってくださっている全ての方々が「寄贈者の思いを世界中に広げたい。」という気持ちで取り組んでいます。
 画像は実際に贈られた折り鶴に付いていたメッセージです。折り鶴カプセルは、平和学習などに取り組んだ小学生や、高齢者の方がお作りになったものまで、多彩な折り鶴を使用しています。

小さな蝶の羽ばたきから

 
 私たち一人一人の力はとても小さく、何も出来ないと思いがちです。しかし、「戦争なんて止められない」とみんながそう思ってしまうと、何も変えることは出来ません。理不尽に命や家族、健康を奪われてしまう人が減ることもないのです。
 アイテム開発中の2024年秋、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。「二度と核兵器を使用してはならない」と、核兵器の廃絶と軍縮を訴え続けてきたことが世界に認められました。どんなに小さなことでも、平和への関心とその願いは世界を動かすことにつながると思います。

地球環境も同じです。

 
 日常生活の中で、自然環境を考えることなんてほとんどありません。絶滅したニホンオオカミやニホンカワウソ、世界にたった二頭だけになり絶滅を待つだけのキタシロサイ(2024年現在)、環境の変化により絶滅危惧種に指定されたオオサンショウウオのことなんて想像したりもしません。
 ただ年々暑くなる夏や、豪雨による水害の多発、日本近海で穫れる魚の数や種類の変化には薄々気が付いているのではないでしょうか。
 可能な範囲でいいと思います。むやみにゴミを捨てない。モノを大切に使う。リサイクル素材を選んだり、エシカルな製品を気にしてみる。そんな小さなことから一緒にはじめてみませんか。