折り鶴

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PAPER CRANE (ORIZURU)

平和の願いが込められた折り鶴

一人の少女の願いから始まった折り鶴

 
 折り鶴は日本の伝統的な文化である折り紙の一つで「ツルは千年、亀は万年」という長寿を願う縁起の良いものです。
 今では平和のシンボルとも考えられ、多くの国々で平和を願って折られ続けています。
 折り鶴が平和と結びつけて考えられるようになったのは、被爆から10年後に白血病で亡くなった少女、佐々木禎子さんが大きくかかわっています。
 佐々木禎子さんは、2歳のとき(昭和20年・1945年)に被爆しましたが大きな外傷もなく、その後元気に成長していました。しかし9年後の小学校6年生の秋(昭和29年・1954年)に突然、病のきざしが現れ、翌年2月に白血病と診断され広島赤十字病院に入院しました。入院中に回復を願って薬包紙などで鶴を折り続けましたが、8か月の闘病後、(昭和30年・1955年)12歳で亡くなりました。
 彼女の死をきっかけに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め、平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国から募金が集まり平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成しました。
 その後この話は世界に広がり、今でも「原爆の子の像」には日本国内をはじめ世界各国から折り鶴が捧げられるようになりました。

※上記は広島市ホームページに掲載されている文章より抜粋加筆されたものです。

 

現在、全てのアイテムに使われている折り鶴は広島に贈られた「公式の折り鶴」です。
ぜひ「平和の願いが込められたシンボル」としてご使用ください。

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